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平成24年  5月総務委員会−05月18日-01号

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  1. 川崎市議会 2012-05-18
    平成24年  5月総務委員会−05月18日-01号


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    最終取得日: 2021-05-06
    平成24年  5月総務委員会−05月18日-01号平成24年 5月総務委員会 総務委員会記録 平成24年5月18日(金)  午前10時01分開会                午前10時33分閉会 場所:502会議室 出席委員:かわの忠正委員長、林 浩美副委員長鏑木茂哉嶋崎嘉夫山崎直史、      菅原 進、田村伸一郎雨笠裕治飯塚正良露木明美市古映美宮原春夫、      松川正二郎委員 欠席委員:なし 出席説明員:(総務局船橋総務局長、小林総務局担当理事危機管理室長事務取扱、        古知屋総務部長山口危機管理室室長担当課長事務取扱脇田庶務課長、        増子危機管理室担当部長担当課長柴田危機管理室担当課長阪西危機管理室担当課長 日 程 1 所管事務調査報告)      (総務局)     (1)平成24年度川崎総合水防訓練実施について     2 その他                午前10時01分開会
    ○かわの忠正 委員長 ただいまから総務委員会開会いたします。  本日の日程は、お手元配付のとおりです。よろしくお願いいたします。  初めに、所管事務調査として総務局から「平成24年度川崎総合水防訓練実施について」の報告を受けます。  それでは、理事者の方、よろしくお願いいたします。 ◎船橋 総務局長 それでは、6月2日の土曜日に実施いたします平成24年度川崎総合水防訓練につきまして御説明させていただきます。  内容につきましては、危機管理室阪西担当課長から御説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。 ◎阪西 危機管理室担当課長 それでは、今年度の川崎総合水防訓練の概要について御説明させていただきます。  川崎総合水防訓練は、平成16年7月に発生した新潟・福島豪雨及び福井豪雨教訓と、昨今の異常気象を背景とした風水害発生が懸念されることに対して、市関係局区役所防災関係機関及び市民連携し、各種訓練実施することにより、水防水難救助技術を向上させ、水害による被害防止及び軽減を図ることを目的平成17年度から実施しており、今回が8回目となります。なお、今年度は、中原区の多摩川緑地上平間地区での開催ですが、川崎総合防災訓練合同開催を行った平成19年度を除き、初めての土曜日の開催となります。そのため、平日では参加の難しい中学生参加する予定でございます。  最近の風水害としては、昨夏の台風での被害発生のほか、先月本市を襲った集中豪雨発生など、全国的に想定を超える豪雨による被害発生しております。また、先日関東地方北部発生した竜巻などの突風被害につきましても、大きな被害発生し、市民関心が高まっている状況であります。  そこで、想定外被害軽減する意味において、出水期前のこの時期に水防訓練実施することの意義につきまして、総務委員会委員皆様方に御理解いただくべく、本委員会で御報告させていただくこととしました。  それでは、お手元資料1、平成24年度川崎総合水防訓練実施についてをごらんください。  まず、1、実施目的についてでございますが、集中豪雨台風など風水害発生が懸念される時期に当たり、関係局区役所及び地域自主防災組織等連携し、水防工法及び救助技術等を高め、風水害による被害防止軽減を図ることを目的としております。  次に、2、実施方針についてでございますが、第1に、市民、行政及び防災関係機関相互協力体制の確立を図ること、第2に、消防団自主防災組織等地域防災の担い手が参加・体験する訓練実施すること、第3に、防災関係機関連携した救出救助訓練実施すること、第4に、自主防災組織等方々に対し、災害時にみずからを守る方策、避難要領等の再確認を図ることを掲げております。  次に、3、実施日時についてでございますが、6月2日土曜日、午前10時から12時まででございます。  次に、4、実施場所についてでございますが、中原区のガス橋下流多摩川緑地上平間地区でございまして、詳細につきましては、資料2、平成24年度川崎総合水防訓練配置図を後ほどごらんください。  次に、5、訓練参加機関についてでございますが、総務局危機管理室建設緑政局中原区役所消防局中原消防署中原消防団中原自主防災組織市立平間中学校神奈川警察本部及び中原警察署でございます。  次に、6、訓練参加予定人数についてでございますが、約260人の参加を見込んでおります。  次に、7、訓練内容についてでございますが、(1)体験型訓練といたしまして、自主防災組織等市民参加による避難訓練簡易水防工法及びAEDの取り扱いや三角巾を使用した応急救護実施いたします。次に、(2)水防工法訓練といたしまして、消防団等による土のう作成、積み土のう工法及び土どめ用鋼板を使った堤防越水防止のための堰板工訓練実施いたします。次に、(3)救出救助訓練といたしまして、消防警察連携により、現地指揮所設置訓練水難救助訓練及び土砂埋没車両からの救出救助実施いたします。以上の訓練を通じて防災機関地域とのつながりを強固なものとし、災害対応力の向上を図ってまいります。  最後に、資料2といたしまして平成24年度川崎総合水防訓練配置図資料3といたしまして平成24年度川崎総合水防訓練進行表資料4といたしまして川崎総合水防訓練実施状況を添付しておりますので、後ほどごらんください。  説明は以上でございます。 ○かわの忠正 委員長 説明は以上のとおりです。ただいまの説明について質問等がございましたらお願いをいたします。 ◆山崎直史 委員 近年、いろんな災害対策において自衛隊のほうに御活躍いただいていると思うんですけれども、今回、その辺の絡みはどうだったのか伺いたいと思います。 ◎阪西 危機管理室担当課長 自衛隊につきましては、参加の打診をしましたけれども、自衛隊はヘリを使った救出救助訓練での参加を望んでおりまして、会場のキャパシティ、参加機関である消防警察等調整の結果、警察消防との連携を重視した訓練をやろうということで、今回は自衛隊参加は見送っております。 ◆嶋崎嘉夫 委員 以前、議会で多摩川水門について質問したことがあるんですけれども、30カ所あると。市が管理しているのと民間がという答弁をいただいたんです。震災当時、民間の管理している水門閉鎖等については閉鎖したかどうか。それから国交省が管理している水門も閉鎖したかどうかの情報が市には連絡がなかった。その後、何かしら、そういう連絡体制は構築したかどうか、その点を教えていただきたいんですが。 ◎山口 危機管理室室長担当課長事務取扱 建設緑政局所管でございまして、調整建設緑政局にお任せしている部分も多々ございますので、後ほど回答を提出させていただきます。 ◆嶋崎嘉夫 委員 川崎だけの問題じゃなしに、新聞でも報道がありましたように、荒川、または東京側多摩川のほうでも水門の問題について、地域住民も閉鎖したのかどうかの情報も入らないかとか、大震災以降、さまざまな観点から検証するという動きが続いていましたので、すべての局を横断的に網羅し、把握する立場だと思いますから、しっかりとその点をこれからも協議していただきながら、そういった中で、水防訓練をより実があるような形の中で実施していただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○かわの忠正 委員長 ただいまの回答資料提出ということでよろしいですか。 ◆嶋崎嘉夫 委員 結構です。委員会に対していただければと思います。 ○かわの忠正 委員長 委員会に対して、後ほど資料提出お願いします。 ◆田村伸一郎 委員 昨年、3・11以降、直後の5月31日に幸区で行われたということで、特に参加された方は皆さん危機意識というか関心を持たれて参加をしていると思うんですけれども、今回、1年たって、検証が行われたり、見直しが行われたり、また、さまざまな風水害が起こっている中で、さらに市民の皆様、いろいろな思い参加をされると思うんですけれども、昨年の訓練との違いと、あと今回の特徴を教えていただければと。 ◎阪西 危機管理室担当課長 今年度は、従来平日に行っていたものを土曜日に行うことによりまして、中学生を初め、若い世代やより多くの自主防災組織方々参加を得ることによって、避難訓練ですとか家庭水防工法、あるいは市民に身近な消防団方々水防工法など参加体験型の訓練を拡充するということが今年度の訓練特徴でございます。 ◆田村伸一郎 委員 いろいろやる内容については、同じような、プラスアルファというのがあるんですけれども、どちらかというと、具体的な内容で、例えば風水害ですよね。例えば水害で、県のほうで津波浸水予測図調査が決定されて、この3月から川崎市のほうで対応していくということなんですけれども、具体的な津波浸水に対しての対策はいつぐらいまでに決定されるというか、対応されるというか。 ◎増子 危機管理室担当部長担当課長 神奈川県の津波浸水予測図が出ましたけれども、国のほうがまだ全部出ておりません。国が今月末か6月上旬ぐらいに出るというふうに聞いておりますので、それを踏まえて、本市津波対策を検討します対象津波を選定し、事後、それに基づきまして避難計画とか看板の設置とか、そういったものについて今年度中に検討していきたいと考えております。 ◆田村伸一郎 委員 わかりました。この中原区でいろいろと住民の方からお声をいただくのは、やっぱり多摩川のはんらんもあったり、ハザードマップで逆に鶴見川からのというのもあるんですけれども、本当に実際、堤防津波が乗り越えてきたときの、そういった具体的な危機感を持ったような避難経路であったり、避難の誘導であったり、そういうものが今回訓練で行われるんですか。 ◎阪西 危機管理室担当課長 避難訓練の中で、今回は津波想定ではないんですが、集中豪雨等避難判断水準というのがありまして、それを超え、市が避難指示付近住民の方に出すという想定でございまして、避難訓練参加者方々にこういった多摩川洪水避難地図で、ここの地域方々はどこそこ小学校ですよ、あなた方はどこそこ小学校ですということを改めて徹底して再確認していただく予定でございます。 ◆田村伸一郎 委員 風害のほうで、きょうも竜巻発生するとか予想されていたりするんですけれども、過去にこの川崎市で竜巻というのは発生しているんですか。 ◎阪西 危機管理室担当課長 かなり古いんですが、昭和53年に川崎から出た竜巻が千葉の鎌ヶ谷市まで47キロぐらいを渡っていったというのが過去最長記録として残っていると聞いております。 ◆田村伸一郎 委員 そういうのが川崎市でも起こっていて、そのとき280件ぐらいの半壊があったりとか、9件の全壊があったりとかで相当な被害があったということなんですけれども、栃木県のほうで今小中学校竜巻が起こってすぐに避難訓練を開始したというニュースも御存じだと思うんですけれども、今回、中学生参加されるということなので、竜巻に対しての避難訓練も取り入れてはいくんでしょうか。 ◎阪西 危機管理室担当課長 竜巻から身を守ることの啓発の重要性は感じてはおりますが、今回の訓練はあくまでも水防訓練ということで、先ほど申しましたとおり、集中豪雨があって、警戒水位を超えて、そこから避難をすることから訓練を開始します。あと、さまざまな水防工法家庭水防工法など参加型の訓練を重視するということで、竜巻に対する避難等の項目は盛り込んではおりません。 ◆田村伸一郎 委員 わかりました。できれば、いろいろとこの式次第の中で、関心が高いと思うんです。ですから、副市長さんがお話をされる中とか、平間中学校とか、そういったところでも竜巻内容をちょっと触れていただきながら進めていただければと思いますので、よろしくお願いします。 ◆鏑木茂哉 委員 昨年幸区でやって、ことし中原区ということなんですけれども、自主防災隊町連とは一体になっていますので、たしかこの水防訓練というのは、地域人たちにわかるようになってきたのはここ数年だと思うんです。今までは消防局だとか、役所のほうでやっていたから、自主防災隊を含めて縁がなかったと言うとあれですけれども、そういうふうなあれだったんです。昨年の幸区も、地域人たち参加して訓練をするようになりましたけれども、その周知の仕方というか、参加する人たち多摩川近隣の人、町会が多いんですけれども、例えば町会長とか、あるいは自主防災隊を組織する役員の人たちは、極論すると、そんな言い方はしませんでしたけれども、ニュアンスで、来ても来なくてもいいようなというか、そんなような感じがなきにしもあらず。それは先ほど言ったように、まずはずっと役所側でやっていたからあれなんですが、協働してやっていくとかというふうなところまでの盛り上がりがまだないような中で、多摩川近隣町会人たち何人かお願いしますと言って、やっつけ仕事的に自主防災隊会議を開いて、正副隊長会議でやったというような記憶があって、3・11のあんなのもありましたから、お互いが全般に危機意識も含めてもっと深く共有できるような形でこういう訓練をしていただくと、地域人たちにとってもいいのかなと思うんですが、そこら辺のところはどうなのかという聞き方はおかしいんですけれども、いかがなものなんでしょうか。 ◎阪西 危機管理室担当課長 自主防災組織方々に対しては来ても来なくてもどっちでもいいなんていうスタンスでは全くありませんで、ぜひより多くの方々に来ていただいて、自助、共助の意識を高めていただきたいと考えております。今回の訓練に関しましても、中原区なんですが、隣の幸区の方々にもお声かけさせていただいて、ぜひ見に来てくださいということで呼びかけはしております。 ◆鏑木茂哉 委員 誤解のないようにしますと、そんなふうにして我々が受け取っているというんじゃないですよ。そんなふうに言われたこともないし、ただ、漫然と、今まではそういう協働でやるというあれじゃなかったところに、だんだんそういうふうになってきたからということですけれども、例えば今の幸区にも呼びかけてというのは、直接幸区の町会なら単一の町会に声をかけているということなんですか。それとも、幸区の自主防災隊を通してとか、町連を通して声をかけているということなのか、どちらなんでしょうか。 ◎阪西 危機管理室担当課長 会場近くの幸区古市場の自主防災組織方々幸区役所を介して、見学いただくように。 ◆鏑木茂哉 委員 わかりました。そういうことで、近隣の人たちとか何とかと言うから、さっき言ったような遠い離れているところは、おれたち関係ないんだなという意識が自然に、今まで身近に水防訓練をやっているな、何かあったら我々もというんじゃない中で来て、ここ近年、多分自主防災隊なりが深く参加してやるようになったと思うんですけれども、そういう中での疎外感は決して抱いていませんし、来たい人はどうぞとか、来なくてもいいですよなんて、そんなんじゃなくて、漫然とそんな雰囲気の中で近年来たので、もっとそこら辺を強く意識できるような形で、同じ危機意識を共有できるような環境をこういう水防訓練においても醸成していただけるようにしていただけたらいいなというお願いでありますので、よろしくお願いします。 ◎船橋 総務局長 今、鏑木委員からお話がございました。私も去年、高津区で水防訓練、あるいは防災訓練を見てきたんですが、水防訓練土のうをつくったり、積んだりということで極めて専門的な要素が強くて、今まではまさに御指摘のとおり、消防消防団、この辺が中心になってやっていたという経緯がございます。ただ、まさに御指摘のとおり、専門集団だけが技術を磨く、練度を上げるということではなくて、3・11以降はやはり広く市民周知して、自主防を含めて皆さん参加していただいて、こういうことがあるということを知らしめるということは非常に重要だと思っていますので、幸区役所なり中原区役所なり、地元の区役所連携を十分とりながら周知を図ってまいりたいと考えております。 ◆菅原進 委員 訓練参加機関の関連なんですけれども、これは建設業協会なんかの参加はあるんですか。 ◎阪西 危機管理室担当課長 今回は建設業協会には参加を呼びかけておりません。 ◆菅原進 委員 それは理由か何かあるんですか。 ◎阪西 危機管理室担当課長 私の考えだったんですが、建設業協会方々は、堤防の修復というよりも、震災が起きた後の道路啓開道路をいかに早くきれいにして緊急車両を通すかということのイメージが強くて、堤防の修復はやはり道路公園センター、また消防団等というイメージがありまして、今回は建設業協会にはお声をかけておりません。 ◆菅原進 委員 昨年の秋に防災訓練で、多摩区の建友会皆さん特設隊を組んでいろいろデモをやったんですよ。非常に区民の共感も得たし、彼らは3・11以降に非常に積極的に向こうに行ってボランティアの活動もやっているし、ああいうふうな方たち総合の――今回の訓練にはふさわしくないというか、余り合わないというような発言だったんだけれども、いろんな形で皆さん協会の協力も得たり、そして、区民の皆さんが非常に建設業協会に対して思いが強くなったんですよ。身近にこういうような大事な協会があるんだと。ただ単に道路の委嘱だけじゃなくて、いわゆるそういうふうな災害においてもやってくれるんだというようなことで非常に共感を得たんです。したがって、今後、そういうようなことの検討もまた必要かなと思うんですが、局長、いかがでしょうか。 ◎船橋 総務局長 建設業協会特設隊は各区にもありまして、私が高津区長のときも、防災訓練のときは出てきてくれて、非常に協力的にやっていただいております。ある意味、非常に心強いということもございますし、道路公園センターも、いざとなったら、そういう連携を常日ごろできるように連携もとっておりますし、特に台風なんか近づきますと、あらかじめ建設業協会特設隊連絡をとりながらやっているというふうに伺っています。  ただ、高津区のケースなんですが、水防訓練には確かに特設隊は来ていなかったです。委員指摘のとおり、地域にとっての非常に有望な、頼りになる部隊であることは間違いございませんので、ただ単に防災訓練だけにお願いするということではなくて、今回、建設業協会特設隊にも水防関係も見ていただいて、場合によっては御協力いただける場面もあるかもしれませんので、さすがに今年度はもう時間が迫っておりますのでちょっと難しいところはありますけれども、来年度以降、十分検討に値するかなとは思っています。 ◆菅原進 委員 ぜひ検討していただいて、多くの皆さんで参画しながら、自分のできることは何だろうというような意識啓発も大事だと思います。よろしくお願いします。 ◆宮原春夫 委員 昨年、東日本大震災を経験した後、予算的にふえたのか、通常どおりなのかという点では、1回1回の水防訓練に関する予算の推移が1つと、2つ目は、参加者に対する防災意識のPRで、先ほど避難所マップという話がありましたけれども、そのほかにどのようなものが皆さんに配られるのか、計画しているのか。関連して3つ目は、ことしの総合防災訓練はどこで、いつやられるのか、決まっていれば教えていただきたい。 ◎阪西 危機管理室担当課長 まず予算ですが、今年度の会場設営業者委託予算は昨年度より約20万円ふえております。昨年度が約80万円、今年度が100万円でございます。  次の訓練での配付ですが、このハザードマップのほかは特には考えてはおりません。これは特に避難訓練参加者中心に多くの人に、自主防災組織方々には全員、中学生にも全員配る予定でございます。  あと総合防災訓練は、今年度は9月1日と2日、分散開催なんですが、まず避難所訓練が9月1日土曜日、時間が15時から夜にかけて、麻生区のはるひ野小・中学校実施します。防災関係機関等中心とした訓練につきましては9月2日日曜日、こちらはあさおふれあいの広場及びその周辺で実施いたします。時間が9時から12時でございます。 ◆宮原春夫 委員 わかりました。その訓練の結果といいますか、ぜひまとめか何かにして、防災だよりか何かで全市民にPRできるような教訓とか問題点とか、来年検討すべきことだとかいろいろあると思うんだけれども、1回1回積み上げていって、意識をもっと喚起していく必要があると思いますので、それをぜひお願いしたいと思います。 ◆雨笠裕治 委員 かなり大勢の皆さんがこれまでもこの訓練参加して、今、都市部ではかなり台風集中豪雨によって単体としてのこういう訓練が必要なものがふえてはきているんですけれども、これだけ大勢の方が経験をされてきて、これから台風が来るよとかというときはわかると思うんです。例えば土木事務所のほうに土のうの袋をいただきに行って、それで、中には庭もない方もいるし、でも、そういう方はマンションの入り口の地下駐車場とかというのはありますから、結構土のうによってかなりのものが被害を防げるんですけれども、集中豪雨ゲリラ豪雨なんかが来たときは、そういう対応が間に合わないときがあるじゃないですか。要は、訓練訓練でこういうことをやるのはすごく大事なんですけれども、それが実地の際にはパブリックとして、どういう連携をとっていくかということは、この訓練参加された方には、どういう機会で、中にはこういう訓練を受けると、我々もそうなんですが、AEDの講習なんかも1年たつとちょっと忘れてしまうときなんかあるので、そういうものもどう連携をし、持続させて、実地の際に生かすのかということについてのマニュアルみたいのはどういう形でつくって、訓練参加の人にも渡しているんですか。 ◎阪西 危機管理室担当課長 マニュアルといいますか、例えばおっしゃられたように、ゲリラ豪雨のときには、道路公園センター土のうを取りに行っているいとまは当然ございません。それではどうするかといったようなことで、家庭にあるもの、例えばプランターとか段ボール箱ビニール袋に水を入れて、水のうと言うんですが、それを段ボール箱に詰めて門柱に置いて、家屋への浸水を防ぐといったようなことを訓練で体験していただきまして、それを身をもって感じてもらいたいというようなことを考えております。 ◆雨笠裕治 委員 じゃ、そういう応急のものも徹底的に、その場ではこういうものを使えるというのはでき得る限りのことを皆さんに啓発するんですね。 ◎阪西 危機管理室担当課長 その予定でございます。 ◆松川正二郎 委員 私どもも、以前の過去の表を見ますと、平成17年の上丸子天神町の中原区の総合水防訓練参加したのを思い出しまして、そのときはたしか消防団だけだったのかなというようなイメージがあったんですけれども、今回、初めて中学校の生徒の皆さん参加されるということなんですけれども、何名ぐらい参加される予定なんでしょうか。 ◎阪西 危機管理室担当課長 20名以上と聞いております。 ◆松川正二郎 委員 特に、どの訓練に対して参加をするというのはあるんですか。 ◎阪西 危機管理室担当課長 最初に避難訓練及び簡易水防工法あと希望者には土のう作成もやってもらいたいと考えております。 ◆松川正二郎 委員 やはり時間帯によっても、震災というのはいつ起こるかわからないという中で、ある意味中学生というのは地元にずっといますし、また、力になる団体になると思います。中原区の中でも消防署中心としてDIG訓練というふうなこともやっておりますので、ぜひとも中学校の生徒さんにもいい経験をさせてあげていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○かわの忠正 委員長 ほかにないようでしたら、以上で「平成24年度川崎総合水防訓練実施について」の報告を終わります。  ここで、理事者の退室をお願いいたします。                 ( 理事者退室 )        ─────────────────────────── ○かわの忠正 委員長 その他、委員の皆様から何かございますでしょうか。                  ( なし ) ○かわの忠正 委員長 それでは、以上で本日の総務委員会を閉会いたします。                午前10時33分閉会...